帯状疱疹・ヘルペス・水痘

Herpes Zoster

帯状疱疹・ヘルペス・水痘の治療について

About Treatment

帯状疱疹・単純ヘルペス(口唇ヘルペスなど)・水痘(水ぼうそう)は、いずれもウイルスによる感染性の皮膚疾患です。共通して重要なのは、症状に気づいたら早めに受診することです。特に帯状疱疹は、早期に治療を始めることが大切です。中の島はやし皮フ科では、こうした感染性の皮膚疾患に対応しています。気になる症状があれば、なるべく早くご来院ください。

こんな症状はありませんか
  • 身体の片側に帯状にチクチクした痛みや違和感がある
  • 赤いブツブツや水ぶくれが帯状に出てきた
  • 唇のまわりやお口の中に繰り返し水ぶくれができる
  • 発熱とともに全身に水ぶくれが出た(お子さまの場合も)
  • 過去に帯状疱疹になったことがあり、ワクチンを検討している
帯状疱疹の症状

帯状疱疹

Herpes Zoster

どのような病気でしょうか

Overview

帯状疱疹は、子どものころに感染した水痘(水ぼうそう)のウイルスが、身体の神経の近くに潜み続け、加齢・疲労・ストレスなどで免疫力が低下したときに再び活性化して発症する疾患です。身体の左右どちらか一方に、神経に沿って帯状に赤い発疹や水ぶくれが現れ、強い痛みを伴います。80歳までに約3人に1人が発症するとされており、決してまれな病気ではありません。発疹が出る前から神経痛のような痛みだけが先行することもあるため、気になる症状があれば早めにご相談ください。

早期治療の重要性

Early Treatment

帯状疱疹は、発症後できるだけ早く抗ウイルス薬による治療を開始することが大切です。治療が遅れると、皮疹が治った後も痛みが続く「帯状疱疹後神経痛(PHN)」が残りやすくなります。PHNは数ヶ月から数年にわたって痛みが続くことがあり、日常生活への影響が大きい状態です。

帯状疱疹の発症の仕組み(潜伏期・免疫力の低下・発症)を示す図

治療について

Treatment

抗ウイルス薬(バラシクロビル、ファムシクロビルなど)の内服が中心となります。発疹が現れてから72時間以内を目安に、できるだけ早く治療を始めることが望ましいとされています。痛みが強い場合は鎮痛薬を併用します。

帯状疱疹後神経痛(PHN)について

PHN

帯状疱疹後神経痛には、神経の痛みに効果のあるお薬(プレガバリンなど)を使用します。痛みが長引く場合は、お早めにご相談ください。

目や耳に症状が及ぶ場合

Complications

帯状疱疹がまぶたや目のまわりに出た場合(眼部帯状疱疹)や、耳に症状が出てめまい・顔面麻痺を伴う場合(ラムゼイ・ハント症候群)は、専門科との連携が必要になることがあります。眼部帯状疱疹は眼科、ラムゼイ・ハント症候群は耳鼻科や神経内科への連携が必要となります。連携医療機関へご紹介します。

重症例への対応

Severe Cases

重症例や入院が必要な場合は、北海道大学病院などの専門の医療機関へご紹介します。

単純ヘルペス(口唇ヘルペス・性器ヘルペスなど)

Herpes Simplex

どのような病気でしょうか

Overview

単純ヘルペスは、単純ヘルペスウイルスによる感染症です。初感染後もウイルスが神経節に潜み、免疫力が低下したときに繰り返し再発するのが特徴です。口唇ヘルペス(くちびるやお口まわりに水ぶくれ)がよく知られていますが、性器・指・目などにも現れることがあります。性器ヘルペスの再発を繰り返す方では、再発を抑える内服療法(サプレッサー療法)が選択肢となる場合もあります。

口唇ヘルペスのイメージ

治療について

Treatment

抗ウイルス薬の内服または外用で治療します。再発を繰り返す性器ヘルペスでは、再発抑制療法(サプレッサー療法)もご相談に応じます。

水痘(水ぼうそう)

Chickenpox

どのような病気でしょうか

Overview

水痘は、水痘・帯状疱疹ウイルスの初感染によって引き起こされる感染症です。全身に赤い発疹と水ぶくれが出て、かゆみと発熱を伴います。お子さまに多く見られますが、成人が感染すると重症化しやすいことがあります。

お子さまの体調確認・受診のイメージ

治療について

Treatment

お子さまの水痘も対応しています。抗ウイルス薬を必要に応じて処方します。皮疹がすべてかさぶたになるまでは登園・登校を控えていただきます。

来院前のお電話のお願い

Before Your Visit

水痘や麻疹など感染力の強い疾患が疑われる場合は、来院前にお電話でご連絡いただけると、ほかの患者さまへの感染対策がしやすくなります。

よくあるご質問

FAQ

帯状疱疹はうつりますか

帯状疱疹の水ぶくれには感染性のウイルスが含まれており、水痘(水ぼうそう)にかかったことがない方や免疫が十分でない方に水痘として感染する可能性があります。帯状疱疹が人から人に広がって帯状疱疹になることはありません。

帯状疱疹はどのくらいで治りますか

治療を行うことで、皮疹は通常2〜3週間で改善します。ただし、帯状疱疹後神経痛が残る場合があるため、経過に応じて通院が必要となります。

口唇ヘルペスは毎回受診が必要ですか

症状が出始めの早い段階での治療が大切です。再発を繰り返す方には、症状に応じた治療方法をご案内します。

子どもが水ぼうそうかもしれません

発熱・全身の水ぶくれが出た場合は、お早めにご相談ください。受診の際は、ほかの方への感染を防ぐため、来院前にお電話でご連絡いただくことをおすすめします。

お電話011-825-4114 診療時間・アクセス